2019-01

Jalshaのブログ

訪問看護

 昨日は記念日のお祝いの話をしたが、今日はお祝いじゃない普通の日だ。そうすると話題がない。なぜ話題がないかというと、「特別のできごと」が起こらないからだ。  じゃあ、実際になにも起こらなかったかというと、そんなこともないので、午前中には訪問看護師さんが来られた。ああ、そうだよね、訪問看護師っていうのは特殊なお仕事で、どこのおうちにもおいでになるものではないよね。その話をしよう。  大...
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モンテヴェルディ

 今日も特別の予定は入っておらず、変ったできごとはない。だから書くことも、普通に考えているかぎりはない。そこを無理になんとかと思って、音楽を聴いていたら、ああそうか、古い時代の音楽について書くのも悪くはないなと思いついた。  「古い時代」というのは、ヨーロッパの17世紀前半のことだ。普通、世間の人々は、「古い」といわれると18世紀(1700年代)だと思うようだ。ということは、19世紀(18...
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共同体感覚を聴く

 昨日はクラウディオ・モンテヴェルディの話をした。彼は1567年に生まれて1643年に亡くなったのだが、それから約200年後の1770年にベートーベンが生まれて1827年に亡くなった。両者の間に200年の歳月があって、それにつれて音楽もまったく違ってしまっている。現代の聴衆は、ベートーベンは聴くことがあっても、モンテヴェルディを聴くことはめったにない。逆に、ベートーベン以降の作曲家の作品を愛聴す...
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脱日教組

 新しいニュースが入ってくると、関心があるものだから、しばらく追いかける。そのうち、ニュースが古びてしまうか、あるいは別の新しいニュースが入るかして、古いニュースはもてはやされなくなる。人間は、多かれ少なかれ、そのようにして生きているみたいだ。つまり、「一貫した歴史」などというのは、単なる幻想ではないか。歴史学者なんていう人たちは、あるいは長い歴史観をもって生きておられるのかもしれないけれど、そ...
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ペトルーシュカ

 今日もあまり用事がなくて、昼からストラヴィンスキーの『ペトルーシュカ』を聴いていた。いちおう現代音楽に入るのかな。しかし、私にとっては、完全な「古典音楽」だ。というのは、クラシック音楽を聴き始めたごく初期に夢中になって、レコードを買ってきて何度も何度も聴いたからだ。音楽を聴く脳を作り上げる時期に聴いていた音楽が、その人にとって「古典」の音になるんじゃないかな。それから60年近く音楽を聴いている...
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マーラーの交響曲

 昨日はストラヴィンスキーの『ペトルーシュカ』の話をした。ついでにマーラーとかバルトークだとかの話もすこしした。せっかく話をしたので、もうすこし続きをする。  グスタフ・マーラーは1860年~1911年に生きていたユダヤ系の作曲家だ。いまではけっこう有名になっているようだが、私が音楽を聴き始めた時代(1960年代前半)には未知の存在に近かったんじゃないかな。とにかくクラシック音楽家というも...
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語法と様式

 中学・高校時代には、マーラーだのストラヴィンスキーだのバルトークだのの世話になって暮らしていた。そうすると、彼らにとって「新しい」ものが私にとって「新しい」ものになり、彼らにとって「古い」ものが私にとって「古い」ものになる。他の領域、たとえば文学とか絵画とかでも同じ現象があるはずなんだけれど、私の場合はそんなに気にしないですんだ。ただ音楽だけが鮮烈に「新しい」と「古い」とでできていた。しかもそ...
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病臥中

 発病して1年になる。年末くらいから自覚症状はほとんどなく、いちおう普通の人みたいに暮らしている。といっても、歩くのはまだ十分ではないし、すこし距離が長くなると休憩しなければならない。食事なども気をつけて食べているので問題はおこっていないが、油断して好きなものを好きな時間に食べると、きっとあとで障害がおこると思い込んでいる。昼寝も総計数時間は眠ってしまう。そのうえ、夜は9時から朝の6時半まで寝て...
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少病息災

 夜眠れたり眠れなかったり、食事がおいしかったりそれほどでもなかったり、テレビ番組(と言っても実際にはインターネット番組だが)が楽しかったりくだらなかったり、まあさまざまのことが起こる。人間の一日というのはそういうものだと割り切ってしまうと、少々の不調はどうということはない。むかしからそんな風だったが、病気をしてからこの習慣はうんと強くなってきている。体調不良は体調不良の要因があるべし。しばらく...
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子育てグループ(2)

 今日は『パセージ・リーダー養成』の最終日3日目だ。わが家に泊まった遠隔地のリーダー・トレイナーから途中経過を聴くと、きわめて安穏に経過しているようだ。結構結構。今日は試験で、合格か不合格かが決まる。まあ、全員が合格するんじゃないかなと楽観的にかまえている。  親子の『横の関係』というのが『パセージ』の目標だ。逆に言うと、親子の『縦の関係』がパセージ以前の状態で、リーダー養成を通じて横の関...
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