2019-07

Jalshaのブログ

中間語の力

 『ターラー菩薩成就法』の追加翻訳は遅々として進んでいない。理由は、原文が長すぎることだ。典礼用の文章なのでそんなに高度な内容ではないのだけれど、とにかく神秘めかしてあって、そう簡単に翻訳ができない。ええと、どう言えばいいのかな、「君が代」を現代語訳するとするでしょ、「さざれいしの、いわをとなりて」あたりが現代語にぴったりとはまらない。類似語だの相当語だのは言えるのだが、「ぴったり」という言葉に...
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如来蔵

 古文を紹介するときに、文章をそのまま書いておいて、適宜手を入れて現代語訳するという方法がある。たとえば「さざれいしの いわをとなりて」などという文を「小石が岩になって」と逐語訳しておいて、かつ「さざれいし」だの「いわを」だのという言葉に註釈をつけてゆく。できあがりはすんなりとした現代文にはならないけれど、古文の調子を幾分かでも加味した文体になる。  なぜこんな面倒なことをするかというと、...
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メロン記念日

 メロンは北海道の夏の風物詩で、いまごろあちらに行くとかならず手に入れる。今年も函館に行ったので、いつもの店でいつもの「富良野メロン」を手に入れた。(場所を知りたい? 函館の駅前で屋台の中じゃない店)。特大サイズで2千円だ。2つは京都の2人の知人に送り、1つは自宅用に送った。7月22日に送ったのだが、24日について、今日ぐらいからが食べごろだ。  実はこれとは別にもうひとつ同じ日に函館から...
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患者はそんなに暇ではない

 昨日はメロンを食べて、それが主な記事になった。というか、それしかできごとはなくて、あとは「どうでもいい」ことがらばかりだった。今日もあまり変らないが、あえて探すなら、午前中に保健師さんが来てリハビリのお手伝いをしてくださったのにちょっと乗っかって、押し入れの整理をした。  昨日メロンをシェアした仲間である二人にも話していたのだが、話をしておくと実際に行動する気になる。「押し入れを片づけよ...
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ヘルペス・ゾスター

 今日はメロンが話題になる。2個目のメロンの順番が来て、半分を夕食後にいただいた。おいしいねえ。残りは明日ね。  ヘルペス・ゾスターという皮膚病にかかった。というよりは、ずっと昔に感染していて、今ごろになって顔を出したわけだ。私の私的な記憶では一昨日(月曜日)の夕方から皮膚に症状が出ていた。昨日の夕方になって症状がひどくなり、今日に入って医者にかかる気になった。まあなんとかなるだろう。
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患者はそんなに暇ではない(2)

 今日はメロンは、存在はしたが、話題にならなかった。メロンは2つあって、ひとつは昨日食べたが、もうひとつはまだ置いてあるということだ。なぜ置いてあるかというと、手を出すには忙しすぎるからだ。なぜ忙しいかというと、今日は某大病院に検査に行く日だったからだ。朝の10時過ぎに出て、午後の4時に帰ってきた。その間ずっと医者の相手をしていたわけではないが、原理的にはそれ以外の仕事はできなかった。  ...
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如来蔵(2)

 ひさしぶりに「郵便振替」を送ってきた。この前はいつだろう。いくら最近でも一昨年(2017年)のいつかだな。2018年になるとすぐに入院してしまったので、それ以後ではありえない。つまり、2018年と2019年の上半期は社会的活動は停止していたわけだ。  社会的な運動が停止しているのは、実は見かけ上のことではなくて、本質的なことであるように思う。「一見」停止しているように見えるだけではなくて...
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6月30日(日)

 今日は「ミラレーパの道歌」がテキストだ。通訳の永沢氏は、私は初対面だが、妻は面識があるみたいだ。昨日お願いしたら、なんとかしていただけることになった。私はというと、すこしも不安にならないので、大丈夫だと信じていた。  初めてお会いして様子を窺うと、大丈夫だ、かならずなんとかしてくださるだろうと確信をいだいた。実際に翻訳がはじまると、ほとんどの場面ではご本人の努力だけで翻訳されていたし、日...
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