Jalshaのブログ

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7月4日(木)

 ガルチェン・リンポチェご一行をお見送りする。リンポチェたちはヴェトナムのハノイに行かれる。飛行機は朝早くだ。これとは別にドルズィン・リンポチェはシンガポールに帰られる。飛行機は午後遅くだ。というわけで、一同ででかけてガルチェン・リンポチェたちをお見送りして、そこでいったん解散して、空港で6時間あまりをついやした。まあ馬鹿な話をダラダラしていただけのことだ。15:00にドルズィン・リンポチェをお...
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正しい業を積む

 昨日はまだセッションのうちだったが、今日は完全に自由になった。もっとも、朝から昼すぎまでずっと紙に書いたメモをパソコンに入れて日記の記事を書いていた。午後2時に終わって、すべてをアップロードして、ほっとしてひと寝入りした。  仏教であるから、最終的には「悟り」を開かなければならない。ただし、煩悩が深すぎて、今生で「悟り」に到着することはとうてい無理だと思われる。そこで2つの選択肢があって...
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白ターラー菩薩の瞑想

 今日から昼間の空いている時間にガルチェン・リンポチェが教えられた瞑想法をていねいにやってみることにした。何種類も教えていただいているのだけれど、いままでの経過からして「白ターラー如来の成就法」が狙い目だとみた。だからしばらくそれで行く。いや、今生の終りまでずっとそれかもしれない。  瞑想法にはいろんな種類がある。仏教だけにかぎっても、本尊ごとに瞑想法が違っている。瞑想の本体である「マント...
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進展

 白ターラー菩薩の瞑想は2日目に入ったが、そんなに進んだわけではない。まあこんなもので、ダラダラと続いていく。そうしてある日いきなり「進展」が起こる。「進展」の中身はわからない。わかったら「進展」とは言えないものね。とにかくコツコツと続けてゆくことだ。  こういう上達のしかたが「自然科学的」でない。「自然科学的」というのは、「原因となる因子の展開の上ですべての結果が起こる」という意味だ。世...
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 病院のアルバイトがひとつだけ生き残っている。精神科でなくて産科で、しかも大阪の南部だ。できればやめたいのだけれど、いろんな理由があってやめられない。そこから手紙が来た。なんだか資格更新をする必要があって、医師免許証の証明書がほしいという。大津市の市役所へ行って手続きをしなければ。しかし、やっかいそうだ。数日前から準備をして、今日お役所まで行って来た。書類を何種類か記入し、何枚かの書類をいただい...
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ターラー成就法

 「ターラー成就法」の前半部を紹介する。ほんとうはこの前にすべての経文に共通の導入部がある。その部分は、この経文に独特のものでなくて、チベット語の経文ならどれにでもくっついている一般的な文章だ。それはまた機会があれば紹介することにして、今日は本格的に「ターラー成就法」がはじまってからの部分だ。ただし、長いので、前半部だけにする。気分が良ければ後日に後半部をご紹介する。 【帰依と発心】 ...
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ターラー成就法(2)

 勢いに乗って「ターラー成就法」の後半を紹介する。前半は長いマントラ  OM TĀRE TUTTĀRE TŪRE MAMA ĀYUJNĀNA PUNYE PUSTIM KŪRŪ SVĀHĀ| で終り、短い偈文でいったん休憩になる。しばらくして(その日かもしれないし、別の日かもしれない)再開する。今日すべてを紹介してもいいんだけれど、ちょっと長すぎる気もするので、後半部を二つに分けて、...
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ターラー成就法(3)

 今日は最終回だ。主要なマントラは昨日終わったので、今日は全般的な後始末だ。 【七つのターラー菩薩讃】 聖母(マ)、無生法界住み処とし|仏母(ユム)、尊き天母よ救い主|そは(テ)、一切有情に楽たまい|われを(ダク)、あまたの苦より守られよ| 自身(ラン)、法身なること知らずして|心(セム)、煩悩力にまとわれる|聖母(マ)、輪廻をさまよう有情をば|仏母(ユム)、天母よ御身よ守れか...
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観音成就法

 「ターラー成就法」の引用はいちおう終わった。せっかくターラー成就法を引用したので、ついでに「観音成就法」も、と思っているのだが、評判はどうなんだろうね。ターラー成就法は先日やったばかりだから、またやってみようと思う人がいるかもしれないのだが、観音成就法は(たぶん)昨年にドルズィン・リンポチェをお呼びしたときに実習してもらってからあまり手をつけていないんじゃないかな。ちょっと周囲の人々の噂を聞い...
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観音成就法(2)

 昨日の続き。このあとに経典を閉じるための経文が続くが、それは全経文に共通なのでいまは省略します。 【大楽をすみやかに実現するマニ回向の願文】 NAMO GURU DEVA DĀKINĪYE 三世の善逝諸仏の法身よ|六道有情を慈眼で見そなわす|虚空のごとくにあまねき十一面|阿弥陀如来の威容に頂礼す|OM MANI PADME HŪM HRĪ NAMO GURU DEVA ...
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